PSYCHIC FEVER、岩手・一関の高校ダンス部とコラボ&サプライズ訪問「一緒に頑張って素敵なステージを」〈TGC teen ICHINOSEKI 2023〉

最前列がPSYCHIC FEVER。左から、JIMMY、WEESA、中西椋雅、小波津志、半田龍臣、渡邉廉、剣

 EXILE TRIBEの7人組、PSYCHIC FEVER(サイキック・フィーバー)が“令和teen”のためのガールズフェスタの岩手版『TGC teen ICHINOSEKI 2023』(5月27日、岩手・一関市総合体育館)で一関市の一関工業高等専門学校ダンス部、一関学院高等学校ダンス部とコラボステージを展開する。20日、グループは両校ダンス部のをサプライズ訪問し、「一緒に頑張って素敵なステージを作り上げていけたら」(小波津志)と呼びかけた。

 何も知らされずに集められた部員たち。数台のテレビカメラや報道陣が控える、いつもとは違う雰囲気教室でソワソワしていると、顧問の先生が登場。部員たちが踊るのは夏祭りではなく「TGC teen ICHINOSEKI 2023」であること、そしてそのステージでPSYCHIC FEVERと一緒に踊ると発表されると部員たちは「……すごい」と驚きや喜びの表情で顔を見合わせた。さらに、PSYCHIC FEVERが来校していることが告げられると「キャー!」という歓声と拍手が上がった。

 メンバーを代表して中西椋雅は「よろしくお願いします。学校生活で大変なこともあると思いますが、そんなことを忘れるぐらい、ダンスを通して皆さんに何かできたら。勇気や希望になれるように頑張っていきます。僕らも微力ながら全力でサポートしますので、一緒に楽しい時間にしていきましょう」と語りかけた。

 当日までは、LDH JAPANが運営するダンススクール、EXPG STUDIOのインストラクターによる指導が行われ、PSYCHIC FEVERのメンバーとのリハーサルも行っていく計画。

 

 中西は「一緒になってパフォーマンスできるようにしたいなという想いがあって、みなさんのソロパートみたいなものも作りたいと話もしています。普段ダンス部で作っている振付があればそれを入れたりして、その日限定のものを作れたらと思います。アイデアがあったら出していただいて、コミュニケーションを取りながら一緒になって作っていきたい。遠慮なく言ってください」と話すと、生徒たちも目を輝かせた。

 発表とメンバーのサプライズ訪問を受けて、部員たちは「とにかく頭が真っ白で驚いています。自分はまだ初心者でついていけるか不安ですけど楽しみたい」、高専の5年生の男子部員は「自分は受験があって参加できないかもしれない。初心者が多いですが、1年生に頑張ってもらいたい」と話した。

 PSYCHIC FEVERと両校ダンス部とのコラボレーションは、東京ガールズコレクション(TGC)とグループが所属するLDH JAPANがパートナーシップを組んで展開中の自治体とのコラボレーションを通じた、地域社会への貢献とSDGsの推進を目指す新プロジェクトにおける最新の取り組み。第1弾は、『SDGs推進 TGC しずおか 2023』(1月14日、静岡市)で、16人組ダンス&ボーカルグループのTHE RAMPAGEのパフォーマーによるヒップホップユニットのMA55IVE THE RAMPAGEと静岡サレジオ高等学校ダンス部とのスペシャルコラボレーションを実施、『oomiya presents TGC WAKAYAMA 2023 by TOKYO GIRLS COLLECTION』(2月11日)ではFANTASTICSと和歌山市の開智高等学校ダンス部が共演した。