中村寛が王者・直樹との5Rの激闘の末、判定勝ちで悲願の王座獲得。「認めています」と遺恨清算【RISE167】
中村の蹴りが直樹のボディーにめり込む(撮影・須山杏)
4R、圧をかける直樹が右三日月。中村が左ハイ。そして組み付いてのヒザを連打してしまい注意を受ける。直樹のローブローで中断。すぐに再開すると、直樹がヒザ蹴りからパンチを連打。そしてボディーにヒザをめり込ませる。中村が左ストレートを返し、なおも前に出る。直樹は下がりながらも右フック。中村は距離を詰めて左フック。直樹もパンチを返す。ともにヒザをボディーに。1人が中村、2人が10-10。
5R、直樹が左右のフック。直樹のヒザが中村のボディーにぐさり。効かされた中村だが左ミドル。直樹は距離を詰める中村に右アッパーを連打。しかし中村の左ストレートにあごが上がる直樹。中村の追撃で鼻血が飛ぶ直樹。直樹も下がりながらも前蹴り、右アッパー。そこに中村が左フック。しかし直樹は反撃に出るとパンチのつるべ打ち、ダウン寸前まで追い込まれた中村だったが打ち返し、今度は直樹がダウン寸前。打ち合いのまま終了のゴングが鳴った。
判定は2-0で中村が悲願の王座獲得を成し遂げた。