飯野“notセクシー”雄貴が5・3横浜武道館でのKO-D無差別級王座戦に自信「セクシーを封印されてもベルトを獲っちまう!」

インタビューは男色“ダンディ”ディーノ(右)が通訳する形で進行

――何度もDDTの討伐軍と決着戦をやっていますが、いまだに決着しませんね?
飯野「ノット・セクシー!(こっちが勝っても決着したことないじゃない。決着戦って何なのか、こっちが聞きたい)」

ディーノ「会社は汚ねぇんだよ。本当はそういうのをやりたいというのを我々に押し付けて、我々を悪者にして、討伐というスタンスを取ってれば、そういのを提供しても大丈夫だろう。なんかあったら、フェロモンズのせいってことになるんだろ。公式YouTubeが前、BANされたんだけど、それだって、フェロモンズが悪いんじゃなく、YouTubeに上げる判断した会社が悪いのに、こっちのせいにしやがって。おかしな話じゃねぇか。だが、我々はそんな扱いをされても構わない。ただ目の前に起こってるセクシーという、観客に広がってきた波を無視するのだけは許せねぇ。もう観客はフェロモン中毒になっちゃってるんだ。フェロモニアンはフェロモンが欲しくて仕方がないんだ。だからいっそのこと、こっちがトップに立ってしまえば、なんでも話がストレートに進むわけだろ。会社も無視できねぇ。お客さんも大手を振ってセクシーできる。ウィンウィンだろ」

――火野選手が無差別級王者だから、挑戦表明されたんですか?
飯野「ノット・セクシー!(それは特になく。早くセクシーがDDTの頂点に立つことが一番と思ったから。あの日(3月21日、後楽園)、火野vs納谷(幸男)の勝者に、どちらにしてもいくつもりだった。ただ火野が納谷より強かった。それだけ)」

ディーノ「フェロモンズが伝えてるのは、終始一貫、強さは一つではないだろうって。いろんな強さがあるんだ。世の中には。そのうちの一つの強さで、あえて飯野“セクシー”雄貴と言うが、DDT、ひょっとしたらプロレス界のどいつと比べても、違う強さでは凌駕してる。その証明だよ。火野には申し訳ないな。犠牲者かもしれない。そのときチャンピオンだったという、それだけの罪だ」

――約2年前、飯野選手は火野選手を追いかけていた時期がありましたが、それとは関連性はないですか?
ディーノ「あそこから火野裕士の思わぬところの強さの積み重ねをしてきた。結果、火野裕士は嫌がってんだろ? その強さでは、太刀打ちできねぇと言ってるわけだろ。だから何一つ間違いはなかったってことだ。飯野“セクシー”雄貴が積み上げてきた、この2年間は。あの“火野! 火野!”と言ってた飯野雄貴が2年で、違う強さを積み上げて、ここにいる。確かにスタートはそこだったかもしれない」