石井慧介が渡瀬瑞基とのSOG王座初挑戦へ悲壮な決意。「年齢のこともある。今結果を残しておかないと…」【ガンプロ】
調印式でベルトを前に決意を述べた石井
――初代王者・高岩選手、第2代・今成選手、第3代・ジャクソン選手、第4代・渡瀬選手と歴代のチャンピオンを見てきて“自分も巻きたい”との思いは強かったですか?
「今までのチャンピオンたちがすごい戦いを続けていて、価値がどんどん上がって来てると思う。やっぱり団体にいる以上、一番上のベルトが欲しいのはもちろんだし、自分は巻いたことないベルトは全部欲しい。ベルトコレクション癖があるんで。あと、今行きたいのは年齢のことがあるんです。38歳で、いつまで絶好調が続くか分からないのもあって。今、団体を引っ張っていきたいし、今いろいろ結果を残しておかないと、引退した後、後悔するんじゃないかと。そういうことをいろいろ考え始めたんです。せっかくプロレスラーになったんだから、なるべく後悔は残したくないので」
――渡瀬選手にベルトが移って、ようやく挑戦する機が熟したのでしょうか?
「もちろんいつでも行ける準備はしてたんです。今、何より渡瀬が魅力的なチャンピオンに映ってる。渡瀬がガンプロに来たとき、すごいうれしかった。この団体で渡瀬といい場面でどんどん試合をしていきたい。渡瀬と後楽園のメインで戦うというのは、渡瀬が移籍したときから頭にありました」