横浜流星が初大河&初主演 江戸時代のメディア王 2025年放送の『べらぼう』

 

 2025年の大河ドラマが『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺』に決定した。27日、渋谷区のNHKで会見が行われた。主演は横浜流星で、初めての大河出演にして、主演を務める。会見には、脚本の森下佳子、制作統括の藤並英樹チーフ・プロデューサーも登壇した。

 江戸のメディア王とされる蔦屋重三郎(以下、蔦重)の47年の波乱万丈の生涯を描く。江戸中期に活躍した人物で、吉原に生まれ、喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴らを見出し、東洲斎写楽を世に送り出した。「アニメや漫画、映画やドラマといった物語の原点に彼が手掛けたものがあると考えられている」(藤並CP)。

 横浜は「役者をやっていくうえで、ひとつの目標であった大河ドラマに初出演、そして主演に選んでいただき光栄に思います。今まで培ってきたものを作品に注ぎ込み、蔦重として生き、ともに成長していけたらと思っています。見てくださる皆様の活力や勇気や希望を与える愛される作品になるべく、キャストスタッフ一丸となって頑張っていきたい」と、意気込みを語った。

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