ブラックカレー、青いポテサラ…渋谷に小宮山雄飛の「酒場食堂」登場!
おすすめメニューの「名物バタフライピーポテサラ」は、バタフライピーを使った青いポテトサラダをモンブラン風に提供。途中でレモンを絞るとピンク色に変化するところにも注目だ。「モンブランを絞り出す機械で目の前で実演します。これがバズってくれたらうれしいんですけど、バズらなかったら2週間で辞めようと思っている。ウケなかったものはどんどん入れ替えます」と小宮山。中にはしば漬け、きゅうり、コーン、にんじん、コーンフレークが入って食感も楽しい。
目玉メニューの「最強!渋谷ブラックカレー」はカレーマニアの小宮山が今回のために考案。「漫画『包丁人味平』で鼻田香作が作ったブラックカレーを作りたいという願望がずっとあって、ルーも小麦粉も使わず、スパイスと野菜とお肉だけでどうやっておいしいカレーが作れるかを研究した。本当のカレー好きにも納得してほしいけど、普通のカレー好きの人にも楽しんでもらえる着地点を目指しました」という自信作だ。口の中でほろりととろける豚バラ肉と、コクがありつつもスパイシーなバランスのよい “食堂のカレー” だ。
メニュー構成は「いわゆる居酒屋さんで出しているメニューはできるだけ取りそろえるようにした」といい、ナポリタン、エビフライ、煮込み、ウインナー、シメパフェなど酒場、食堂好きなら思わずひざを打つ一品がズラリ。
「作る側の立場に立って初めて “こういう風にメニューが作られていたんだな” という発見があった。たとえば『ごく普通の柿ピーナツ』というメニューは、亀田の柿の種をそのまま出すのですが、それを食べてもらっている間に他のメニューが作れるんだなとか。食堂っていろんなことを考えながらメニューを作っているので、シェフと一緒にこれなら出せるな、これは本当は出したいけど無理だなというのを選んで、よい食堂のあり方として全部がうまくまとまるように考えました」
期間中、何度でも足を運びたくなるオールラウンドな「もしも食堂~酒場食堂~」は、東急プラザ渋谷6階にて2024年1月頃までの期間限定オープン。