「コンセントの穴はどちらが大きい?」「シリアの子どもの夢が“医者か教師”の理由は?」堀潤らが中学生に“固定観念を覆す”特別授業

撮影・上岸卓史

「“〇〇に関わる~”という言葉を覚えておいてください。その〇〇には、自分の好きな言葉を入れてください。動物が好きなら“動物に関わる仕事”、アニメが好きなら“アニメに関わる仕事”。そうとらえると、イメージする仕事の幅が広がると思います。そうなれば自分の好きなことや、やってみたいことを仕事にする可能性が出てきます」と生徒たちにエール。

「今日は、見ていると思っていることを本当に見ているかということ、そして日本には約1万9000種類の仕事があるという話をしました。○○に関わる仕事という視点で、いま見えている仕事以外にもそれぞれを支える仕事など、いろいろな仕事があることを意識してみてください」と呼びかけ、生徒たちも働くことや職業についてイメージが広がった様子。

 代表の生徒も「自分が思っていることは本当にそうなのか、他の人はどうなのか考えるきっかけになりました。また、将来の仕事の可能性も考えるきっかけになったので、とても良い授業をありがとうございました」と堀氏と竜田氏に感謝。

 堀氏も「シリアの子どもたちは2つしか職業を答えられなかったけれど、日本には約1万9000種類もあって普段我々が気づいていない仕事もたくさんあるんだと、ぜひこれからも想像力を働かせて」。竜田氏も「本当にそうなのかという疑問を自分の中に適切に持ちながら、いろいろなものを実際に見たり触れたりしてほしい。ぜひ今日は、本当にコンセントの穴は左側が大きいのか自分の目で調べてみて下さい」と笑顔で締めくくった。