THE RAMPAGE 浦川翔平、東京を堪能する「森のビアガーデン」で飲んじゃえ！ 〈BUZZらないとイヤー！ 第50回〉

ーー さて、この回の更新日（5月2日）なんですが、「16BOOSTERZ」のリリース日なんですよね。

きましたね。それに僕の月！　May 23rd is my birthday!

ーー そうですね（笑）。なので、少し「16BOOSTERZ」の話をしません？ ミュージックビデオの再生回数の伸び方、ブーストかかってますね。

公開から1週間で100万回を超えたいよねって、ずっと話していて。それで、RAVERS（THE RAMPAGEのファンネーム）の皆さんにも協力していただいて、たくさん見ていただいて、もっと楽しんでみてもらえたらと思って、メンバー全員でオススメポイントをコメントしてみたりもしました。

※取材日直前、メンバーがそれぞれ、ミュージックビデオのおすすめポイントをコメント。その後、再生回数はさらに伸びて今や400万超、500万も目前！

ーーBUZZらないとイヤー担当としては、TikTok支部とは別の、浦川翔平としてのおすすめポイントが気になったりもするわけですが……。

そうですね……めっちゃ自分がキマってるところがあるんですよ。本当に一瞬なんですけど、ガンフィンガーで狙い定めたところを抜いてもらってる。そこのシーンはハマったなって！ 自分が格好つけているところが格好つけて使われてます。撮影中にチェックで観てはいるんですけど、完成を改めて見た時、使ってくれたんだ！ってうれしかったです。

ーーどの作品もそうなんですが、「16BOOSTERZ」は特にトラックも歌唱もダンスも、LIBERTY WALKさんの車もミュージックビデオもバチッと決まっている感があります。制作はどんな感じで進んでいったんですか？

LIBERTY WALKさんとのコラボは大きかったですね。コラボレーションの形っていろいろあると思うんですけど、「16BOOSTERZ」では一緒にスタートを切っていて、コラボの話があってトラックを探したので、最初から「車」だったり「疾走感」がキーワードになってました。それに、この曲は僕らのツアーキックオフソング。ツアーは原点回帰を掲げたものなので、何も考えずに真っすぐがむしゃらにひたむきに頑張ってたあの頃のパフォーマンスをバックアゲインしなきゃいけないっていうのもありますから、その部分がより出るような曲にしたいよねって。メンバーでいろいろ話し合って、意見を出しあって、トラックメイカーさんや会社と相談して、チューンアップしていただいて、みなさんにお聴きいただいているものになったという感じですね。

ーー振り付けは？

山彰さん（山本彰吾）が俺やろっかなーって。それで山彰さん主体に、繊細な動きが得意なのが（鈴木）昂秀と（長谷川）慎だったりするので、そこを彼らがサポートして。ミュージックビデオを見ていただいた方は分かると思いますが、車に関連した動きも多いです。ギアチェンジでブーンってサビに入っていったり、ガタガタする感じを体で表現していたり、ハンドルを握っていたり、あとは鍵とか。車の要素が分かりやすくこんなに振り付けに入っている曲もないですし、見ていておもしろいんじゃないかな。それに、アウトロのシャッフルダンスっぽいキャッチーな動き。難しいけど一度見たらクセになっちゃうんじゃないかと思います。

ーー THE RAMPAGE史上最も激しいダンスとされてますが、パフォーマンス中って実際のところは、どうですか？

タフですね……筋肉をぎゅうぎゅうに絞り倒して踊らないといけなくて。止まらずにずっとブーストかけて最初から最後まで走り抜けるんです。抜け目がない。見てくださる方たちもキュッと見られるようなパフォーマンスをしたいです。

ーー「16BOOSTERZ」を全体的に見まわして、翔平さんの推しポイントがあれば教えてください。

それはやっぱり曲の感じですよね。私は結構イントロでその曲を聴くか聴かないかを判断しちゃう人なんですよ……「16BOOSTERZ」のダダーダダダってイントロは、なんだ？ってちょっと聴いちゃう感じですし、ミュージックビデオでいうとそれに合わせた千手観音。あれはカメラの角度とかめちゃくちゃ繊細で何度も何度も調整しながらやったんです。「Fandango」でもやってますけど、あれとはまたちょっと違う感じ。

ーー「Fandango」の時と比べると、THE RAMPAGEもレベルアップしてますから……“こうしたら、ああなる”“こう見せるには、ああしたらいいだろう”っていうのもありますよね。

　これまで経験させていただいたからこそ、こうやりたい、こう見せたいよねっていうのが出てきます。ただまだ未熟ではありますから、関わって下さるみなさんと話し合いながら、いいねって一致して、作品に反映されていく感じです。

ーー 翔平さん、話していたら、いい時間になりました。

本当だ。すごく楽しかったです。ちょっとデビュー前を思い出したりもしたんです。直談判してビアガーデンで踊ったことあるんですよ。倉敷とか、いろんなところで。

ーー先日、陣さん、岩谷翔吾さん、後藤拓磨さんがラジオの公開収録で似たようなことをおっしゃってて。これは『ROUND & ROUND』（THE RAMPAGE の最新アルバム）、原点回帰なのかな。

初心を忘れちゃいけないってことですね。

ーー つながりました！……つなげました？（笑）

次回は周辺を少し歩いてみます。