安保瑠輝也が魔裟斗の「安保不利」の見方に「勝ってあたり前と思われる試合は楽しくない」【RIZIN.42】

切れのいい左ハイ

 今回の試合はK-1ルールでは認められていないワンキャッチワンアタックありのルールで行われるのだが「スピードが全然違うんでつかませない。つかめると思うなよという感じ」と特に不安はない。

 この試合のゲスト解説を務める魔裟斗氏が「安保不利」という見方をしていることについては「そういう意見があってうれしい。勝ってあたり前と思われる試合は僕自身楽しくない。決まった時から厳しい戦いになると思った。周りは全盛期が過ぎてるとかいうが、二百何十戦って半端じゃない。そういう経験のある選手と対峙できる。こんな幸せなことはない」、魔裟斗氏が安保のフィジカル面の弱さを指摘していることについては「大丈夫。そういう意見があるのは分かっていた。それに関しては今に始まった事ではない。そこが弱点ということは自分も2年前くらいから分かっている。どんどんそういう部分は潰していっている。アビディ戦の時も30キロくらい上で。もちろんそれはフィジカル負けはしたが、打ち合いから逃げたわけではない。THE MATCHで山田選手とやった時は階級は1階級したかもしれないが、自分の苦手な展開でも3Rやり通して苦手な部分の克服はある程度できているかと思う。さらにそこからブラッシュアップしているし、近い展開で組みの強いブアカーオ選手とそういった部分で勝負をする時間もあるだろうし、そういう場所で勝負もしようと思っている」と強化と対策には余念はない。