渡瀬瑞基が魂のエルボー弾で石井慧介を破りSOG王座死守。BASARA・木髙イサミが挑戦表明も保留【ガンプロ】

フィニッシュは渡瀬の魂のエルボーバット

 ここで、イサミが現れ「俺の挑戦を受けてみないか? 熱くなるものがあって、アンタたち気持ちいいね」とアピール。ところが、三島通義相談役が「イサミさんが挑戦者にふさわしいレスラーであることは分かってるんですが、今日の試合で、若手の中村(宗達)から3つ取られて、この状況でハイ、分りましたとは言えません。いったん保留とさせてください」とストップ。この日の第1試合(イサミ&藤田ミノル&下村大樹vs大家健&冨永真一郎&中村)でイサミは、昨年末にデビューしたばかりの中村にエビ固めで強引に押さえ込まれて不覚を喫していたのだ。
 
 このやりとりを聞いた渡瀬は「他団体の世界中を歩き回ってるBASARAのトップが俺たちのベルトを狙ってきてる。こんなうれしいことはない。イサミさんとやるなら、デッカい舞台、7・9大田区(総合体育館)でヤル気満々ですけど。ユニバース、選手、何より中村が納得いかねぇよな。俺がよくても、ガンプロの中村が許さねぇ。イサミさん、このガンプロのベルトに挑戦したいなら、今日対抗戦で負けた中村にシングルで勝ってから、俺の前に堂々と立ってくれませんか?」と回答。さらに、中村に「オマエが勝ったら大田区のタイトルマッチはオマエとやる」と仰天発言。イサミは「オマエら2人、2タテしてやる」と言い放って退場した。これにより、イサミvs中村の次期挑戦者決定戦が行われることが決定的になった。