ダイレクトリマッチに不満爆発の王者・大沢文也「ムカついている。メリットがない」【Krush】

不機嫌モード全開の大沢

 入場の際から不機嫌モード全開の大沢は「意気込み、特にありません」と一言。そして前回の試合については「相手の印象というより、相手のセコンドの印象が強い。相手のセコンドにやられたなという感じ。僕が出す攻撃が全部分かっていた。僕がやる技をぴったり当ててきた。とにかくやりにくかったという印象」と振り返った。

 今回は完全決着を求められるのだが、大沢は「完全決着? 俺、2019年だったかにそもそも1回勝ってるし。この前の試合もノーコンテストになっちゃって、“ダウンがなければ”とか言われてますが、いやいや。ダウンがなかったらそういう戦い方をするし。自分は勝ったと思っていて、自分の中では2戦2勝。ぱぱっと勝って次のステージに進みたい」と語り、「マジでムカついている。なんで?って感じ。自分としては蹴り足をキャッチしても離しているんでって感じだった。バスケでいうところのスリーステップルール。反則ギリギリ。それも技術だと思っているんで。むかついているし、なんでもう1回やらないといけないの?って感じだし。正直、俺にはメリットがない。デメリットしかない。勝ってもメリットがない」とダイレクトリマッチとなったことについても不満を表明。そして「ただ、すごいむかついているけど、里見選手のことは選手としてはすごく認めている。里見選手の強さ、うまさ、この前の試合でも対策をしてるなと。対策が一番でかかったんだけど。そういうのは認めているんで。周りでごちゃごちゃ言ってるバカなアンチたちがたくさんいるんで、そいつらも黙らせたいと思っているんで、今回は打ち合おうかな」と続けた。