「iScreamに燃えてます！」iScreamがワクワク感マックスの新曲をリリース

推しの男の子にガチで恋する。
イマドキの女の子ならではの感情かなあ。

ーードラマに寄り添いつつ、前へ進んでいく楽曲になっていると思います。レコーディングにはどのようなアプローチを？

YUNA：レコーディング前に台本を読ませていただいて、そこから想像を膨らませて、ここの歌詞が書かれたのはあの場面から想像したのかな、とか。そんなことを考えて。

ーー ドラマのストーリー、興味深いですよね。人気動画配信グループのメンバーにリアコ（ファンとして応援するのではなく本気で恋すること）をしてしまう女の子が主人公。彼女がどうなっていくのかっていう。みなさんもアーティストであることを思うと余計に。

HINATA：推しの男の子にガチで恋する、リアコする。イマドキの女の子ならではの感情かなあと思います。

ーーリアコって、以前に比べて、耳にしたり目にすることが多くなりました。一般に広がり始めたってことだと思います。

HINATA：流行ってるっていうのかなあ（笑）、TikTokとかで目にすることもたくさんありますし、個人的にはなんかすごい世界だなと思います。

ーー 歌う上で、どんなことを心がけていますか？

HINATA：”推し活”というのがよく分からない人だったら結構ハッピーに歌いたくなりそうな曲だと思うんです。でもドラマのことを考えると、わざとあまりハッピーに歌わないというか、ちょっと闇を抱える部分だったり気持ちが沈む部分も表現したいと思って。可愛く明るくは歌わないとかを、ちょっと意識してますね。

RUI：私はメロディーになじむことです。さらっとミディアムな感じになじむように歌えればいいなって思ってましたけど、ドラマのオープニングテーマになることを聞いていたので、サビにパンチあった方がいいんだろうなとか、もっとダイナミックさがあった方が存在感が出るんじゃないかって考えたりして。レコーディングではそのいい具合のバランスを見つけていく感じでした。

あざとい感じ、
ちょっとずるがしこい感じ
そういう雰囲気を醸し出してます！（笑）

YUNA：私は、あざとく歌ってます（笑）。歌っているパートの影響もあると思うんですけど、相手のことを思いながら歌っている歌詞が多いんで、ちょっとずるがしこいという感じというか、そういう雰囲気を醸し出してます！（笑）

ーーリアコだったり、恋に依存とか引っかかるキーワードで紹介される楽曲ですが、誰かを大好きになったときの女の子の気持ちや行動がまっすぐに綴られた曲でもあると思うんですよね。

YUNA：歌詞に「あざとく出す sign sign」ってありますけど、これって女の子特有かなって思うんです。あざとい女の子の方が可愛いと思われる部分もあるし、よくないよって言われる場合もある。曲のなかでは相手に対して素直に言ってることが、あざとくなっちゃってたりもするんですよね。えーっ！と思う人もいるかもしれないけど、恋をしてて夢中になってる状況に可愛いなって感じますね。

HINATA：私は基本的に「ALL MINE」の歌詞には共感してます。「少しずつ specialな存在に変わる感覚」だとか、恋をしてLINEしてとか電話してって徐々に徐々に好きな男の子との距離を詰める感覚だったり、「どんどん好きになってるんだな、私」みたいに気づく感覚って女の子っぽいっていうか。推しに対してじゃなくて、普通の恋愛においてもこういう感情ってあるかなって思います。私、この曲はまずメロディーに耳がいくと思うんですけど、歌詞に注目するとみんなが「わかるわかる」って思うようなことがこう書いてあるので、歌詞にも注目してほしいなと思いますね。

RUI：私は何ごとに対してもですね……人でもモノでもアーティストでも趣味でも、表では言わないですけど、私好きだけどなあっていう、ちょっとした独占欲みたいなものがあるというか（笑）。だから心情や本音が出てる歌詞とかは、あるあるというか、自分にも当てはまったりするなって思いますよね。

サラッとした曲調が
執着心を表現してるって感じてました

ーーただ、この曲とドラマが重なると……。

RUI：今はドラマを見ていただけてるので印象も変わってきたかと思うんですが、予告編とかだけ見ていた時は、ある意味、このサラッとした曲調が執着心を表現してるって、私は感じてました（笑）。

ーー 曲にも凄みが出てくる（笑）。 コラボレーションの醍醐味ですね。
　
RUI：私的にはドラマと合わせて見るとすごく嫉妬心だったりとか独占欲が詰まっていて、意味がわかるとちょっと執着心みたいなところがあるんですけど、サラッとも聞いていただける楽曲だと思うので、どっぷり推しに浸かりたい、独占欲に浸りたい時、歩いてる時にサラッと聞いていただくのもいいなと思います。

YUNA：今までいろいろな恋愛の楽曲を歌ってきたんですけど、自分のかわいい、あざとい部分だったり、嫉妬しちゃう私もかわいいというような曲ってあまりなかったと思うんです。そういう曲が増えたのがうれしいなって。好きな人に会いに行く、デートする前とかにも聴いてもらったら、私ちょっとかわいいかもって感じになれると思うんですよね。なので、そういう時にも聞いていただきたいなって思います。

HINATA：今のこの世の中に好きなアーティストとかアイドルがいる方って本当にたくさんいると思うし、iScreamのことを推して下さる方もい……

ーー　…ますよ！

HINATA：……いてほしいと思ってます（笑）。アーティストとかアイドルって少し遠い存在だと思っている人も多くて、私たちはそうじゃないよって伝えたくてもうまく伝える手段がなかったりして、アーティストとファンの皆さんとの距離感って難しいなって感じることもあります。そんな時にこの曲を聞いてくださったら心がちょっと落ち着くというか、皆さんの心にも寄り添っていけるのかなと思います。振り付けもすごいかわいいので、踊ってほしいなって。皆さんと一緒に盛り上げていける楽曲になればなと思っています。