樋口和貞が5・21後楽園での「KING OF DDT」準決勝&決勝に向け意気込み「上に立つために一つひとつ集中というのが大事」【DDT】
――2回戦(7日、新宿FACE)はイラプション時代の後輩・岡谷英樹選手でした。シングル戦は彼の査定試合(2022年1月3日、後楽園)以来でした。当時は一介の若手選手のイメージでしたが、成長は感じましたか?
「本人がどう言ってるか分からないけど、成長を感じましたし、俺が渡したガウンが似合うようになったなと思いました」
――どの辺が変わりましたか?
「気持ちじゃないですかね。もともと物怖じしない部分があったんですけど。そこはイラプションに入って、坂口(征夫)さん、赤井(沙希)さんから、いろんな部分を感じ取って、気持ちの成長がデカかった気がしますね。技もエルボーに一発一発気合入れてきましたんで」
――今後は後輩というより、ライバルの一人として見ていく?
「後輩だからとかじゃなく、一選手として、当たるにしろ何にしろ、そういう気持ちでやらなきゃいけないと思いました」
――試合後、イラプションのメンバーとの握手もありましたが、今後イラプションとは組むこともありですかね?
「あるんじゃないですか。もう組んでも戦ってもいいんじゃないですか」
――いざ準決勝の対戦相手は上野選手。昨年12月29日、TOKYO DOME CITY HALLでKO-D無差別級王座をかけて対戦して勝利しました。あれから5カ月経って、お互いに積み重ねたものがあると思います。再び上野選手とシングルで対戦することに関しては?
「あのときは2人ともベルトを持った状態での試合でしたが…。あまり個人的にはそういうの思ってなくて、ベルトがあろうがなかろうが、樋口vs上野、気合入れて臨まなきゃいけないなってのがあって。今回はかけてるものはないですけど、上野と負けたら終わりの状態で当たるのは喜ばしくもあり、厳しくもあるなと感じます」