大鹿統毅が決勝で大夢を破り第2代王者に「世界と戦えるようにもっと強くなりたい」【Krush】

大鹿は準決勝では山脇にKO勝ち(撮影・須山杏)

 大鹿は準決勝第1試合で山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード)と対戦。1R、ともにオーソドックスの構え。ローとジャブでの探り合いから大鹿がワンツーの右ストレートを決めると山脇がダウン。トーナメントは1Rに2度のダウンでTKOとなるため、大鹿は一気にラッシュし、左右のフックを連打。山脇ががっちりとガードを固めしのぐと大鹿は強烈な右ボディー。なんとか立ち続ける山脇だったが大鹿の怒涛のラッシュの前にガードを固めたままひざまずき2度目のダウン。大鹿が1分23秒でKO勝ちを収め、ほぼノーダメージで決勝に駒を進めた。