「KING OF DDT」制したクリス・ブルックスが7・23両国で火野裕士の持つKO-D無差別級王座に挑戦【DDT】
フォトセッション終了後に現れた樋口(右)と握手
同王座への挑戦は2021年9月26日(後楽園)に当時王者の竹下幸之介に挑んで以来、約2年ぶりとなるが「去年はタカナシさんとKO-Dタッグタイトルを獲って、世界中を回って、タッグ戦線に集中していた。シングルはいったん置いておいていた。久しぶりだけど、気持ち的には久しぶりという感じはなくて準備は整っています」と語った。
また、フォトセッション終了後、決勝で激闘を展開した樋口が現れ「優勝おめでとう。クリスは強かった。悔しいけど今回はクリスが優勝して、KO-D無差別級挑戦。火野さんは強いよ。だから何かあれば、力を貸すから言ってくれ。助けます」と話し、クリスとガッチリ握手を交わした。両者は“対火野”に向け、6月3日、神奈川・横浜ラジアントホールでタッグを組むことになった。
なお、勝俣瞬馬が5・21後楽園大会での試合中に右足首を負傷。検査の結果、右足距(きょ)骨の粉砕骨折と判明し、しばらくの間欠場となる。このため、本人と協議の結果、保持するKO-Dタッグ、DDT EXTREME両王座は返上となり、6月25日の後楽園大会で王座決定戦が行われる。