井上小百合「クソ野郎の役を海宝さんがやるの?」音楽劇『ダ・ポンテ』歌唱披露イベント

ダ・ポンテの恋人を演じる井上小百合

 歌唱披露に続きトークセッションが行われ、平間は自身が演じるモーツァルトについて「モーツァルトは破天荒なんだろうなと思って台本を読んだら、普通の青年だって思いました。なので自分らしく役を作っていこうと思いました。優しいモーツァルトにしていきたいです」。

 相葉は「自分の役は悪役って聞いていたんですけれど、思ったより悪役ではない印象でした。ダ・ポンテや色々な音楽家がいたことを知る良いきっかけになればいいと思います」。

 井上は「私が演じるフェラレーゼはとても強い人物で、オーバーに歌唱などをトライしていこうと思います。このお話をいただいてダ・ポンテという人物を知って、とにかくクソ野郎で本当になんてクズなんだって、それを海宝さんが演じるってどうなるんだろうって。でも海宝さんが演じるとチャーミングになっていて驚きました。今まで描かれてこなかった人物のお話しで、新しい未知のことにチャレンジしているので、そんな瞬間を皆さんに目撃して欲しいです」。

 海宝は「ダ・ポンテという人物をこのお話をいただくまで、恥ずかしながら知りませんでした。調べてみると波乱万丈でドラマチックな人生をおくっていた事を知りました。エンターテイメントとして楽しんでいただきたながら、生きているっていいなって感じされる作品になるように稽古をしています。本番まで作り込んでいきますので、ぜひ劇場に足を運んでくだい」と思いを語った。

 音楽劇『ダ・ポンテ~モーツァルトの影に隠れたもう一人の天才~』は6月21日よりシアター1010、7月9日より東京建物 Brillia Hallにて上演される。