武尊「マスク姿で試合をすることでプロジェクトが広がっていくのなら」 7代目虎としてリングに上がる可能性も

会見の冒頭、素顔で挨拶する武尊

 佐山は2020年に「パーキンソン病に近い状態」であることが発表されている。しかし初代タイガーマスクの生みの親で、現在はストロングスタイルプロレスの会長を務める“過激な仕掛け人”新間寿氏の「エキシビションマッチでもいいから、3分でもいいからタイガーの試合を見てみたい」という願いに「エキシビションでもいいからできるというのは確信している。頑張ります」と語るなど再起への意欲を見せているのだが、そういった場で7代目虎がリングに上がる、もしくはセコンドに就くといったことがあれば、大きな話題を呼びそうなのだが果たして…。

 また武尊は今回のプロジェクトについては「このプロジェクトに賛同してくれる選手がいたら一緒にやっていただければと思うし、格闘家だけでなく、他の著名人の方だったりとかも。最近は他の競技のアスリートの方とも交流させてもらっていて、こういう話をした時に“ぜひ”と言ってくれる方もたくさんいたので、協力してくだる方が来られたら、みんなで一緒に活動できればと思っています」とジャンル等を越えた活動の広がりを訴えた。

 なお、武尊は「Impact in Paris」(6月24日、フランス・パリ/ゼニスアリーナ)で昨年6月の那須川天心戦以来の再起戦でベイリー・サグデン(イギリス/Suggys Gym)と対戦。この一戦は空位となっているISKAのK-1ルール61kgのタイトルマッチとして行われる。また、5月9日に行った会見では「ONE Championship」と独占複数試合の契約を結んだことを発表。今後はONEで戦っていくこととなっている。

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