赤井沙希「枯れて朽ちていく花ではなく、美しいまま散る花でいたい」と11・12両国での引退を発表【DDT】

高木社長の言葉に顔を覆う赤井

高木社長の「引退してもずっとDDTの家族の一員です」に涙

 これを受け高木社長は「赤井さんはすごくポテンシャルも高く。プロレスのリングにいたら、ものすごく映えるだろうなと思い、この世界にスカウトさせていただいたんですが、本当にすごくお母さんから反対されました。僕はお母さんに納得していただくために“赤井さんを必ず立派なプロレスの選手にDDTが責任をもって育てます”と言わせてもらいました。で、お母様の了解も得て“じゃあ1年頑張りなさい”と言っていただいたのが10年以上前の話なんですが、本当に今のように思いだされます。そこから赤井さんの頑張りもあって、翌年には東京スポーツ制定のプロレス大賞新人賞を受賞。最初は1年か2年かなと思っていたんですが、やっぱりDDTを愛し続けてくれて、今年10年を迎えた中で彼女の中にもいろいろな思いがあって引退を決意したんだろうなと思っています。僕らDDTができることは赤井沙希を、美意識が高い赤井沙希を、本当にきれいで美しく送り出して上げる事かなと思っています。本当にDDTを好きになってくれてありがとう。あなたはDDTの家族の一員です。引退してもずっと家族の一員なので、だから赤井さんの引退ロードはDDTが責任をもって美しく送り出してあげたいと思います」などと語った。

 この高木社長の「引退してもずっとDDTの家族の一員です」という発言に赤井は顔を覆った。