赤井沙希「枯れて朽ちていく花ではなく、美しいまま散る花でいたい」と11・12両国での引退を発表【DDT】

涙を浮かべながらコメントする赤井

8~9年目あたりから10周年での引退を意識

 赤井は引退を決意した時期については「あまり自分の終わりのことは考えてなかったんですが、8~9年目あたりから周りの方から“もうすぐ10周年だね”とたくさん言われるようになり、長く続ける美学もあると思うんですが、私の場合は美しく散る花でいたいという思いが強いので、この10周年というタイミングが一番の理想かなと思い、意識するようになりました」と2年ほど前から引退について考えるようになっていたよう。

 引退後については「今行っているサロンでしたり、プラチナムに所属していたりとか、そういう活動は引き続きやらせいていただきます。ただ、今は自分のプロレス人生をどう全うするかということに全力で集中したいと思っていますので、今はそれに全部かけたいと思っています」と語るにとどめた。

 引退について母には「一番最初に伝えました。やっぱり親としては安心な部分もあったみたいなんですが、母親にもDDTの魅力は十分伝わっていたので、どこか少し寂しそうでもありました。でも今日の会見も含めて見守ってくれているので、残り半年間ですが、娘のリング上で戦う、なりたいプロレスラーの姿を見せられたらなと思っています」、父で俳優の赤井英和には「父にはプロレスデビューをする時も人を介して報告したんですが、今日の引退会見も一切伝えてません。今日の報道で知ることになると思います。まだ知らないです。やっぱり父は誰よりも自分自身がリングで戦う楽しさを知っているので、自分の最後のけじめとして、この報道で知られた後に自分の口で報告しようと思っています」と語った。