赤井沙希「枯れて朽ちていく花ではなく、美しいまま散る花でいたい」と11・12両国での引退を発表【DDT】

大社長権限でのタイトルマッチ決定にはこの表情

7・23両国でのKO-D6人タッグ王座挑戦が電撃決定

 引退試合については「私は10年前に両国国技館でミックスドマッチで生まれたので、希望としてはミックスドマッチで終わりたいなと思っています」とデビュー戦と同じミックスドマッチを希望。

 DDTでは7月23日にも両国大会があるのだが「自分の中ではDDTのKO-D6人タッグというベルトが一番思い出深くて、そこに挑戦できるように頑張れたらなと思っています。坂口征夫選手、岡谷英樹選手が今の自分の大切なパートナーで、この3人で挑戦できるよう頑張りたい」と現在活動中のユニット「イラプション」での王座挑戦を目標に掲げた。これに高木社長は「今、樋口和貞、中津良太、石田有輝のハリマオが王者。樋口も元イラプションでもありますし、赤井さんにその気持ちがあるなら、社長判断で決めます。決定です。こういうのは早いほうがいい」と7月の両国大会でハリマオにイラプションが挑戦するKO-D6人タッグ王座戦が電撃決定した。

 引退ロードとなる残り6カ月の間にはもともと「SAKI AKAI 10TH ANNIVERSARY TOUR IN KORAKUEN!!」(8月13日、東京・後楽園ホール)と「SAKI AKAI 10TH ANNIVERSARY TOUR IN KYOTO!!」(9月30日、京都・KBSホール)の2つの10周年記念大会が決まっているのだが、高木社長は「それ以外にも後楽園大会や地方大会でもタイミングが合えば、記念試合的なものも組んでみたいと思っている。これからいろいろな方々に話をしていくことになると思う。ただ、やるからには赤井選手自体が一生記念に残るものだったり、世間的にもインパクトのあるものをマッチメイクしていきたいと思っている」との意向を示した。赤井も「今までお世話になった選手、まだ触れたことのない選手、まだ戦ったことのない選手ともチャンスがあれば試合をしたいと思っています。私とこの半年間でやりたい選手がいれば、ぜひDDTに上がってきてください」と呼び掛けた。