赤井沙希「枯れて朽ちていく花ではなく、美しいまま散る花でいたい」と11・12両国での引退を発表【DDT】

11月12日の両国大会で引退する赤井沙希

最後はファンに「皆さんがいなかったら私は存在していません。大好きです」

 そして最後に「本当に私は未熟ですごく弱いです。でもプロレス界に入ってびっくりしました。ファンの皆様って、リングに立っている私たちと同じように戦ってくれて、一緒に喜んでくれて、泣いてくれて、一緒に悔しがってくれて。客席とリングではありますが同じチームだと私は思っています。皆さんがいなかったら私は存在していません。今、私が得ている成果や評価はファンの皆様がいてくださったからこそ、私はここに存在しています。ファンの皆様、私をプロレスラーにしてくださってありがとうございます。大好きです」とファンにメッセージを送った。

 赤井はモデル、タレント、女優として活動中の2013年8月18日にDDTの両国国技館大会でプロレスラーとして本格デビュー。2014年には東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」で新人賞を受賞したのだが、これは女子レスラーとしては初の快挙だった。当初はオスカープロモーション所属としてプロレス活動を行っていたが、2016年の「ドラマティック総選挙」で個人9位に入賞すると高木社長にDDT所属を懇願。これが認められて、晴れて正式所属となった。これまでにDDTでKO-D6人タッグ王座、アイアンマンヘビーメタル級王座、東京女子プロレスでプリンセスタッグ王座を獲得している。

<<< 1 2 3 4 5