KANAが3度目の防衛戦でスコットランドの4冠王者と対戦「KOして今年中にアニッサとの試合を実現させたい」【K-1】

警戒しつつもKO宣言のKANA

 KANAは「エイミー・バーニー選手は過去に対戦するかもしれなかったので、お互いに存在は知っている選手。自分のキャリアの中では過去最高のテクニシャンかなと思う。自分と戦ってきたヨセフィン選手にも勝っている。この前、ONEでムエタイのタイトル戦をやったララ(・フェルナンデス)選手にも勝っている。本当にめちゃくちゃテクニックがある。ムエタイスタイルではあるが、K-1ルールにどれくらいスタイルを合わせてくるかというのも分析しなければいけない一つでもある。このベルトをかけて試合をする価値のある選手だと思ったので、ベルトの価値を上げるためにも、自分の選手としての価値を上げるためにもこの試合を防衛戦にしてもらった」と語った。

 試合については「ムエタイのトップで戦っているので、蹴りのタイミングや間合いだったり、試合の雰囲気の作り方だったり、そういうところの技術が抜けていると思う。その蹴り合いの中でも試合を作る空間でさえ勝負だと思うので、ハイレベルな試合になると思う」とバーニーのテクニックに警戒。

 KANAは「K’FESTA.6」の試合後のマイクでも“女子最強”との呼び声も高いアニッサ・メクセンとの年内での対戦実現をアピールしているのだが「エイミー・バーニー選手はアメリカとかに練習に行ってもみんなが知っている世界的にも名前がある選手。そういう選手をしっかりKOして、今年中に自分がやりたいアニッサとの試合を実現させたいと思っている。まずは目の前のバーニー選手を倒して、自分の価値を上げて、このベルトの価値も上げて、次の試合に挑みたい」と改めてメクセンとの年内の対戦をアピールした。