“かわいい”だけで野生動物をペットとして飼うことのリスクを伝える「飼育員さんだけが知ってるコツメカワウソのウラのカオ」
動物園に訪れた母子。子供はカワウソに興味津々
今回のイベント「“ウラのカオしおり”で知る、飼育員さんだけが知ってるコツメカワウソのウラのカオ」は31日まで13~14時に上野動物園 東園 動物慰霊碑横で開催。毎日、105枚のしおりがパネルに張られ、なくなり次第終了となっている。
なおWWFでは野生動物のペット利用に伴うリスクとして「野生動物を絶滅に追い込むリスク」「密猟・密輸を増加させるリスク」「動物由来感染症(人獣共通感染症)に感染するリスク」「動物福祉を確保できないリスク」「外来生物を発生・拡散させるリスク」という5つのリスクを指摘。昨年3月から「野生動物の“ペット化”の見直しを訴えるキャンペーン」を展開している。同キャンペーンではコツメカワウソ以外にもショウガラゴ、スローロリス、フェネック、コモンマーモセット、スナネコという5種類の動物も取り上げている。