WBC優勝の栗山監督が明かすプロ野球界の喫煙事情。自らは「好奇心から吸ったらそのまま吸っちゃった」

イベントでは「けむい問模試」なるクイズにも挑戦

 吸い始めた理由については「不思議な感覚かもしれないんですが、皆さんが吸っていたので“タバコってなんで吸うのか知りたかった”という好奇心から。で、吸ったらそのまま吸っちゃった(笑)。みんな吸っていたので、そういうもんなのかなって。一応、大学は教育学部だったので、タバコの体への悪さとか、トレーニングにマイナスになることは分かっていたんですが、そういう自分に反省しています」とのこと。当時、ストレス解消という効能があったかということについては「その時はそう思っていましたけど、それは言い訳だったように今思うと感じます」と反省。

 またやめた理由については「監督になる5年前くらいにやめたんですが、その意図としては試合中にそこから離れたくないというのがありました」と語った。そして「それとは別問題として、あのままタバコを吸っていたら体がもたなかったかなと思う。10年間、監督をやらせてもらったんですが、それくらいストレスがかかってくるので、“やめてよかったな”と思うくらい体の負担が減ったという感覚があります」と監督業の過酷さを振り返った。

 その監督を務めていた北海道日本ハムファイターズでは「将来的な健康を考え」ということで選手にも禁煙を推奨していることを明かした。

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