堀潤氏が主宰する「8bitNews」で戦闘勃発中のスーダンから退避したJVC駐在員が現地の状況を報告
外国人らが退避(写真:ロイター/アフロ)
最後に橋口氏は外務省の発表している渡航における危険レベルの設定が現状を反映しておらず、ざっくり過ぎると指摘。これにより危険なところに日本人を行かせるわけにいかなくなることから資金がつけられないとか活動に制限が出るという。そういった現状を踏まえたうえで「岸田首相のアフリカ歴訪のなかでエジプトを訪問し“日本としてもスーダンの危機に対しての支援を続けていく”という発表があった。本気でスーダンに国として支援をするのであれば、もっと活動しやすいように環境を整えてもいいのでは」と訴えた。
また今中氏は「今回の戦闘については誰も望んでいない。トップの権力争いといったものに、市民が巻き込まれている。そういった現状がある。市民が我慢の限界に達していると思う。今回の戦闘は周辺国の関与とかもあるし、スーダンだけの問題ではないので、今後も情勢を注視しつつ、自分たちにできることはしっかり行っていきたい」と語った。
今回の「月刊JVC」は8bitNewsのYouTubeチャンネル( https://www.youtube.com/live/0tJp8xaIDPI?feature=share )で配信されている。