皇治が引退撤回しMMA挑戦を表明。「目標はUFC王者…は冗談として、本気でやってる。俺はまだ白旗は振ってない」【RIZIN】

会見の冒頭、引退を撤回

青木真也らとMMAのトレーニング

 現在の練習環境については「世界の竹浦と世界の青木と、その辺の住村って奴に寝技を教えてもらってます。でも人が見ていないところで男といちゃいちゃするのはまあいいけど、人前で男といちゃいちゃするのは嫌なので、試合では寝技は絶対しないですよ。(練習は)毎日やっています、たまらなく敗北が悔しかったので。散々調子乗って、調子こいて、余裕こいて負けてしまったので、悔しいんでやってます」と元ONE世界ライト級王者の青木真也、柔術家の竹浦正起、TEAM ONEの盟友の住村竜市朗といった選手たちとMMAのトレーニングを積んでいるとのこと。

 MMAでの最終目標については「UFCのチャンピオン。笑ったらあかんよ(笑)。それは冗談として、でも本気でやってます。お金や名誉のためではなく、自分の生き方。“34歳でMMAなんてアホちゃう?”とみんな笑っていると思う。笑われるのも大きければ大きいほど価値があると思っている。人生に正解なんてないと思うんで、自分の生き方を貫こうと思っています」と語った。また「彼は4月1日は強かったし、気持ちがすごくて全部俺より上を行ったから、ああやって俺は負けたんで、そこに対しては何もない。でもあれはボランティア。全部ドラマ。あいつとは戦争と言っていた。俺はまだ白旗は振ってない。しっかりトライアスロンルールで俺がひっくり返してやろうと思っています」と芦澤へのリベンジも目標に掲げた。

 キックボクシングとボクシングについては「取りあえず忘れてほしくないのは俺はマルコメに一途。あいつとは何としてもやりたい。ちょっと遠くなったが、もう一度あいつを捕まえられるように精進していこうと思っています。だからキック引退とかボクシング引退とかではなく、挑戦し続けることが俺のすることだと思っている」と引退というわけではないよう。そしてかねてから目標としていたフロイド・メイウェザー戦実現への飽くなき執念を見せた。