木村ミノルが約6年9カ月ぶりに参戦「キックボクシングでRIZINの主役になりに来た」【RIZIN.43】
計量失敗については厳しいコメントを残した榊原CEO
会見を欠席したダリは「キムラサンと試合の話を聞いて、彼のYouTube見たら、ボクサーにギロチンチョークを決めて喜んでいたので、キムラサンとMMAの試合をするのかと思っていたらキックボクシングと言われてびっくりしました。でも私はラウェイでタイトルマッチもやっているので打撃だけでも問題ないです。アンダードッグらしいですが、キンシャサ生まれの僕には丁度いいです。キムラを必ず倒します」という挑発的なコメントを寄せたのだが、木村は「試合で、リング上で向き合うまでだと思うんで、それを楽しんでもらえれば」とさらり。ダリについては「ケンカスタイルみたいな感じらしいので、相手の土俵にも乗りつつ楽しい試合ができれば」と語った。
今回は73kg契約での試合となるのだが榊原信行CEOは「当日、僕らがおたおたしないように。いずれにしてもライト級の70kg、71kgのカテゴリーだと思うが、確実にやれるというところでダリとも話をして今回はキャッチで73kg。これを守れないと継続参戦は難しいと思う。まずは若干バッファを持った73kgでしっかりプロとしての仕事をしてもらう」と木村の前戦での計量失敗が念頭にあってのことであることを明かした。木村も「70キロ近辺での試合が自分でもベストだと思っている。今回は前回の計量失敗もあって、仕上がりとかコンディションとか絞り具合とかも見られているところだと思うので、プロとしてしっかり仕上げて、そこもすごいなと思わせるようにしたいです」と神妙な表情を見せた。