与座優貴と黒田斗真が王座戴冠後初戦での判定勝ちに反省の弁に終始【K-1】

黒田(左)とラマダンのパンチが交錯(撮影・三田春樹)

 黒田は昨年12月に行われた「初代バンタム級王座決定トーナメント」を制し、王座戴冠。対戦相手のラマダン・オンダッシュ(レバノン/Team Ondash)はSNS上で“天才ムエタイ少年”や“怪物”と紹介される“アラブの神童”。アマチュアでは100戦以上の成績を残し、SNS上で“天才ムエタイ少年”や“怪物”と紹介される“アラブの神童”。プロ戦績は3戦3勝(2KO)。

 1R、サウスポーの黒田、オーソドックスのラマダン。スピードで勝るラマダンがロー、左フックを見舞うと黒田は得意の伸びる左ストレート。黒田の左ハイをスウェーでかわすラマダン。ラマダンの打ち終わりにロー、パンチを合わせる黒田。

 2R、ラマダンの飛び蹴りにパンチを合わせる黒田だが、かわすラマダン。黒田の左インローがローブローとなり中断。ラマダンは高速ワンツーにミドルのコンビネーション。黒田は左ストレートもラマダンは紙一重でかわす。黒田もラマダンの攻撃はもらわない。黒田は左インロー、左ミドルから左ストレートが当たり始める。ラマダンは一気に距離を詰めワンツーを放つが、見切った黒田は当てさせない。