渡辺未詩「白昼夢は今が一番強い。坂崎ユカさんが卒業してしまう大事な年に結果を残したい」【東京女子プロレス】
――先のタッグトーナメントで白昼夢は準決勝敗退と不本意な結果でしたから、勝ちにこだわりたい気持ちはありますか?
「ハイ。リカさんと有明で戦ったことで、ものすごく白昼夢として強くなった気がして。白昼夢は今が一番強いんじゃないかなと思ってて。あのシングルをしたことでリカさんをより知れたし、リカさんも私を知ってくれたと思うんで、ずっと更新し続けてる。今が最高潮に強いと思ってます」
――白昼夢がタッグベルトを失って、もう2年半経ちます。そろそろ奪還したいですよね?
「2019年11月3日、両国国技館で獲ったとき、私はデビューして、まだ右も左も分からなくて。ベルトを獲ったはいいけど、ベルトの巻き方も分からなかった。そういうリカさんに引っ張ってもらってた私ではない。今の強くなった私で、ユカさんという圧倒的な存在が卒業してしまう大事な年に、自分のなかで一つ結果を残したいなって思います」
――3・18有明で坂崎選手からプリプリ王座を獲ってからの瑞希選手はどう映ってますか?
「瑞希さんの強さはずっとすごいなって思ってた部分があって。それにあの有明の試合を経て、よりすごくなったし、東京女子を引っ張りたいとずっと言ってたのを見てたので。瑞希さんのチャンピオン像って引っ張ってくれてるし、東京女子では初めての2冠王者。そういうのを含め瑞希さんだからこそ巡ってきたチャンスをモノにしたというすごさを感じました。瑞希さんは普段からみんなのことを見て周りを見て行動して、いつも相手のことを考えて、行動してくれる優しい先輩なので、そういう部分が全面に出てる。だけど強いって思います」
――そんなすごい2人が相手ですが、タイトル戦では譲れないですよね?
「そうですね。もちろん勝ちます」