さだまさし、一番会いたいのは「もう会うことの叶わない人」銀座のお気に入りも明かす
左から三信住建の信田博幸社長とさだ
「僕らは余白のない中で生きていますから、こういうスペースがあることは心の余裕につながりますよね」というさだのストレス発散方法は「僕にはコンサートがありますので(笑)。大きい声を出して叫ぶだけで随分ストレスが逃げて行きます。あとは晩酌とゴルフですかね」と笑い、「ここで仕事するようなふりして休むだけでも意味がある。僕も仕事しているふりして休むことが多いですから。この環境で飲んだくれる人はいないでしょうし」と、外に出るとコリドー街とは思えない落ち着いた空間を絶賛した。
店名にちなんで、今、会いたい人を問われると「会いたい人は先輩が多いので、もう会うことが叶わない人ばかり思い出します。迷ったり、悩んだりした時に “今だったら何て言ってくれるかな” と思うことはありますね。今は若いミュージシャンやお笑いの人が時々飲もうと言ってくれるので、一緒に飲みながらいろいろな質問を受けて ”僕が持っているものは全部持って帰ってくれ” とお話しして。もちろん飲み代は私が払います」と語り、さらに「本当に会いたい人にはもう会えない。両親ももういませんが、もっと話をしておけばよかったと思うことが多いので、若いうちは “年寄りといっぱい話をしてください” とおすすめしています」と打ち明けた。