ショーン・ペンが共同監督を務めたウクライナの現状をとらえたドキュメンタリー映画「Superpower」が早大で日本初上映
政治経済学術院 副学術院長の多湖淳教授
今回の上映は早大の多湖研究室DPPSプロジェクトによるもの。大学院政治学研究科長で政治経済学術院 副学術院長の多湖淳教授は今回の上映が実現した経緯について「早稲田大学の政治学研究科に“72時間の間に20カ国でこういうイベントをやるんだけれども興味はないか”というお話がきました。僕は広報外交というものを専門にしておりまして。ウクライナについて盲目的に支持するということはなくてもいいんですが、そういうドキュメンタリーを世界に先駆けて見られるというのはなかなかない機会です。それに東京がこういうものに乗り遅れるのはどうかと思ったのもありまして、やらせていただくことになりました」と語った。
また多湖教授は「ロシアの侵攻から467日経っているということで、みんな忘れてしまったり、もしくは慣れてしまっているのではないかと思うんです。それがすごく残念だと思うので、戦争が起こっているということに意識を傾ける瞬間があってほしいなと思います」と今後、日本でも上映されるであろう今作が多くの人の気づきのきっかけになってくれることを期待した。