武蔵が小倉尚也に1RKO勝ちで王者・古木誠也に挑戦へ。KOでの王座奪取を宣言【KNOCK OUT】

8月に王座をかけて対戦する王者・壱(左)と挑戦者の古村(撮影・三田春樹)

REDスーパーバンタム級タイトル戦では壱・センチャイジムと古村光がイケメン対決

 また今大会ではKNOCKOUT-REDスーパーバンタム級王者の壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)への挑戦権をかけて響波(Y’s glow)と古村光(FURUMURA-GYM)が対戦の予定だったのだが、響波が練習中のケガで欠場。古村が8月大会で壱に挑戦することが発表されていた。

 古村は「今日の試合、なくなってすいません。もう8月、チャンピオンが代わってもいいでしょう。そろそろね。そろそろというか1年もいらないでしょう。俺が絶対にチャンピオンになるんで楽しみにしていてください。俺がイケメンでチャンピオンになります」と王座奪取をアピール。

 これを受けた壱は「僕は無敗のエリートではなく、負けて負けて3度目のタイトルマッチでこのベルトを獲っているんで、このベルトにはいい思いというより悔しい思いしかない。またあんな思いはしたくないんで、ここはもう、絶対に気持ちで負けないでおこうと思っています。応援よろしくお願いします。楽しみにしていてください」と王座死守を誓った。

 もう一つのタイトル戦「初代KNOCK OUT-REDバンタム級王座決定戦」ではKNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者の心直(REON Fighting sports GYM)と、この日、MASA BRAVELYを破った乙津陸(クロスポイント大泉)が対戦する。

「KNOCK OUT 2023 vol.2」(6月11日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合 KNOCK OUT-REDスーパーフライ級/3分3R
○竹田哲紳(クレイン)(不戦勝)前田翔太(WSRフェアテックス三ノ輪)●

◆プレリミナリーファイト第2試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級/3分3R
○柿﨑瑠(クロスポイント大泉)(2R2分39秒、KO)剛大(Y’s glow)●

◆第1試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級/3分3R・延長1R
○酒井柚樹(TEAM TEPPEN)(判定3-0=29-28、30-29、30-28)井ノ本航希(LAILAPS東京北星ジム)●

◆第2試合 KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級/3分3R・延長1R
○津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)(2R1分47秒、TKO)MASATO BRAVELY(BRAVELY GYM)●

◆第3試合 KNOCK OUT-REDフェザー級/3分3R・延長1R
○栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)(3R2分6秒、KO)鮫島大翔(WSRフェアテックス荒川)●

◆第4試合 KNOCK OUT-REDバンタム級/3分3R・延長1R
○乙津陸(クロスポイント大泉)(2R2分11秒、KO)MASA BRAVELY(BRAVELY GYM)●

◆セミファイナル(第5試合)KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級挑戦者決定戦/3分3R・延長1R
○武蔵(WIVERN)(1R1分58秒、KO)小倉尚也(スクランブル渋谷)●

◆ダブルメインイベント第1試合(第6試合)スーパーファイト/KNOCK OUT-REDフェザー級/3分3R・延長1R
○小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)(判定2-0=29-28、29-29、30-29)トンミーチャイ・FELLOW GYM(タイ/FELLOW GYM)●

◆ダブルメインイベント第2試合(第7試合)スーパーファイト/KNOCK OUT-BLACK -59.0kg契約/3分3R・延長1R
○龍聖(WIVERN)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定0-0=28-28、28-28、28-28)チュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)●
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