首の負傷で欠場の坂崎ユカがプリンセスタッグ王座を涙の返上。パートナー瑞希は白昼夢とのハンディ戦に臨むも及ばず【東京女子プロレス】

フィニッシュは辰巳のミサイルヒップ

 オープニングで登場した坂崎は「防衛ロードと卒業ロードを一緒にやっていくって決めてたなかで返上しないといけないってなったことがすごく悔しいし、瑞希にも申し訳ない」と涙。そして「首はドクターは調子悪いって言うけど、私は調子いいのでやっぱりやります。そもそも調子いいから試合できるわ」と訴えた。パートナーの瑞希は「お医者さんがダメって言ってるんだからダメでしょ? ユカッチの頭で考えて、やったら死んじゃうから。それは一番イヤやからやめて。一番悔しいユカッチの気持ちと私の気持ちと、白昼夢も団体も全部くんでくれて。一人じゃないから見守ってて。だから今回はベルト返上します。すぐに獲り返しにいくし、未来は絶対あるって信じてるから」となだめて、2人はベルトを甲田哲也代表に返還した。

 1vs2のハンディ戦は、瑞希が辰巳をうまく利用して渡辺と誤爆させると、なぜか辰巳が瑞希と合体して渡辺を攻撃する狂乱ぶり。辰巳が正気に戻ると、瑞希は場外の2人めがけてトップロープからダイビング・ボディーアタックを投下。さらに場外でダウンした辰巳にダイビング・フットスタンプを見舞い、渡辺には秘技・渦飴を繰り出すなど、必死の攻め。しかし、瑞希は辰巳に捕獲されると、ツイスト・オブ・フェイト、ミサイルヒップを食らってごう沈し、3カウントを聞いた。