菅原美優が初めて欧州ファイターと対戦。今回のテーマは「闘志は内に秘める」【K-1】

　アガサゲリドゥの印象については「とにかく手数が多くて、前に出てくる選手なので。自分としては前に出てくる選手はあまり好きじゃないというか。いつも詰めてこられると苦戦するタイプので。前々からそこは自分の距離をしっかり取ってやる練習はしてきたので、苦手なタイプと、王者になって1試合目でやらせていただけるということで、成長した姿を見せないといけないと思っている」、試合については「応援してくれるみんなもそうだし、見ているファンの皆さんもそうだし、なにより自分が納得できる試合をしたい」などと語った。

　現在、かなりボクシングのスパーリングを行っているのだが「まだまだパンチの伸びしろがあると思っているし、シンプルにパンチの練習が楽しいし、スパーリングが楽しいというのも一つあり。あとは女子でキックのスパーとなるとなかなか相手がいない。男子とスパーをやらせてもらっても試合とはかけ離れてしまうというか、女子特有のもみくちゃになったり、近い距離での攻防といった練習をするためには蹴りがなくてもボクシングスパーをすることで、その辺の感覚がつかめるので、それも含めてやっている感じ」という理由から。

　今回の試合のテーマについては「“闘志は内に秘める”。いつもやりたいことをたくさん用意してリングに上がるんですが、結局、勝気が出てしまうというか、負けず嫌いが出てしまって、自分で距離を崩しにいってしまったりするので、闘志はしっかり持ちつつも、内に秘めて集中して、気持ちだけではなく技術でしっかり見せられるようにしたいというのが今回のテーマ」などと語った。