梅野源治が「1Rからガンガン行く。ヒジで切り裂くか失神させたい」と本領発揮に意欲【RIZIN.43】

縦ヒジも

 今回のルールについては「ムエタイルールとは若干違いますが。組んでからの攻撃が1発まで。採点基準も違う。ただヒジは何発でも打てるということで、今までとは違うような試合展開が見せられるんじゃないかと思う」と語った。そして「ヒジを見せたい。僕とやる日本人選手はみんなヒジを一番気をつけると思う。それはこっちも分かっている。相手がどう動くか何を狙っているかは分かるので、そこにどう合わせていくか。ヒジを当てるまでの過程を見てもらいたい」と試合のポイントを指南。

 一度はプロボクサーに転向しKO勝ちを収めている鈴木のパンチは強烈なのだが「いくら首相撲からの攻撃は1発までとはいえ、首相撲はやって良くてヒジもある。そういう中ではパンチは連打できないはず。アッパー、ボディーフックいう短い攻撃、飛距離のない攻撃も打ちづらい。となると技も限られてくるだろうし」と分析。そして「言っても問題ないんで言っちゃいますが、相手はカーフキックと三日月蹴りで下、もしくは真ん中に意識をそらせておいてパンチで決めたいとか、もしくは僕のミドルを腕で受けてからのリターンでの左フック、左アッパー、右ローというパターンしかない。それは分かっているんでやりやすいと思っている」と相手の攻撃パターンを解説する余裕を見せた。しかし「ただ気をつけたほうがいいのは採点基準がムエタイとは違うから、そこはセコンド、僕も含めて勘違いしないように。今回はアグレッシブなどんどん前に行くようなムエタイを見せたい」と警戒点も挙げた。