銀座コリドー街に “憩いの森” 軽食やドリンク充実の時間制ラウンジ「AOU 銀座の森」
天井や壁などからグリーンが生い茂る空間にセレクト商品「AOU with」を展示
三信住建の信田博幸社長はオープンの経緯を「私がマンション業界に身を置いてから今年で50年の月日が流れました。1973(昭和43)年のオイルショック、1991(平成3)年のバブル崩壊、2008(平成20)年のリーマンショックを乗り超え、そして今、心の中で時代の変化の胎動をふつふつと感じています」と語り、
「ビルのオーナーから物件の打診があった時、当社のスローガンである “明日に向かって新しい未来を切り開こう” や、“踏み出しているか、その一歩を” というメッセージを実現し、化学反応を起こす空間を作りたいとの思いでこの『AOU 銀座の森』を立ち上げました。社員とその家族、お客様、取引先を含め、これから出会うであろう未知の方々との刺激の場となれば」と期待を込めた。
企画・設計のIAO都市施設研究所の大植基義さんは、その意図を「銀座は老舗や一流ブランドのお店が数多く集まる世界的にも特別な街。そんな中で、都心にいながら軽井沢や那須のような雰囲気を感じられ、街路樹の緑と接続する森のような空間を作りたいと考えました。私は旅行好きで世界中を旅しているのですが、日本にももっと多様性があって人が育っていく空間を作りたい。そうした場を提供することを含めて提案させてもらいました」と説明。