王者クレベルに挑戦の鈴木千裕が「思い切り打ち合いに行く。どこが当たっても砕ける」【RIZIN.43】

王者クレベルに挑戦する鈴木千裕

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の前々日インタビューが6月22日に行われ、メインイベントでRIZINフェザー級王者クレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)に挑戦する鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が激勝でのタイトル奪取を誓った。

 鈴木は2021年にKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王座を獲得しKNOCK OUTでは現在7連勝。キックとMMAの“二刀流”を掲げRIZINに参戦し、初戦こそ落としたものの、以降5連勝でトップ戦線に躍り出ている。

 鈴木は現在のメンタルについては「特にタイトルマッチだからといって変わっているわけでもなく、気負うこともない。普段通り。アグレッシブな試合を見せられるかと思う」と“いつも通り”を強調。

 試合のテーマとして「会場に雷を落とすこと。みんなが総立ちになるような試合をする」と激勝を誓った。

 クレベルについては「穴が少ない。打撃もそんなに評価されてないが、僕はできると思っている。寝技もずば抜けている。でも自分なりに穴は見つけてきた。向き合った時に出てくるのかなと思っている。作戦を考えても意味がないと思っているので」、試合展開については「まあ、圧倒的に倒すか、圧倒的に極められるかのどっちか。極端な試合になるかと思っている。俺は思い切り打ち合いに行って、クレベル選手は思い切り寝技に持ってくるのかなと思っている」などと語った。

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