MAOが6・25後楽園でのDDT EXTREME王座決定戦に意気込み「チャンピオンになったら、徹底的に挑戦者を困らせてやろうかな」
ーー当初、王座決定戦の対戦相手が平田選手と聞いた時はどう思いましたか?
「文句なしだと…。来るべき人が来たと思った。4・16新潟で突如シングルが組まれて。たぶん平田さんとシングルやることなんてないだろうなって、僕も平田さんも思ってて。お互い死力を尽くした死闘になったんですけど、まさかEXTREMEのタイトルマッチで、また平田さんとシングルやることになるとは思わなかった。平田さんってエクストリームじゃないですか。普段からダンスデスマッチやってるんで。『TOKYO GO!』の怖いところは、どんなにこっちが試合を優位に進めてても、平田さんがメガネかけたら戦況が五分五分になっちゃう。あれは特殊能力ですね。DDTで一番エクストリームなのは瞬馬ですけど、普段からある意味エクストリームなのは平田さんだなと思います」
――ところが、ヨシヒコを加えたサバイバル3WAYダンスに変更されて、より面白くなった?
「僕があこがれていた怪しいDDTそのものじゃないですか。後楽園のメインでEXTREMEのベルトかけて、ヨシヒコが出てきて。後楽園のメインイベントですよ。こんなに冒険を見せてくれる(今林久弥)GMも最高にバカだと思う。そこに僕も大概バカなんで、のっかっていきたいと思います。ハッキリ言って約束された問題作なんで。徹底的にDDT怖いなって、思わせてやりますよ」
――ルールが決まることになっていた6・13浅草大会の試合前、ヨシヒコが割り込んでくる予期はありましたか?
「全くしてなかった。あんなとこでヨシヒコが自我を芽生えさせてくるとは。来月、ヨシヒコと一緒に米国ツアー行くんで、友好的な感じかと思ったら、こんなとこで一山ぶち込んでくるとは、思わなかった」
ーー試合順が後楽園のメインになったことについてはどう思いますか?
「本来ならその日は、対戦相手は決まってなかったんですけど、瞬馬とタッグの防衛戦やる予定だった。どのみち、僕にとってはタイトルマッチをやる日だった。そこに向けての準備、調整などは問題ないんですが、いかんせん対戦相手とベルトがこんなことになるとは…。ある意味、こういうのも巡り合わせ。パートナーがケガで返上して、それに挑むことになる。ある意味引きといったら、ここで引かなかったら瞬馬の足首に申し訳ないんで、この引きは絶対にたぐり寄せていきたい」