令和版「プロレスvs空手」は極真世界王者の上田幹雄が関根シュレックに秒殺KO勝ち【RIZIN.43】
最後は左ハイキック
上田は2019年に「第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」で16年ぶりに日本人王者に輝き、昨年4月に高阪剛相手にMMAデビューを果たすも無念のTKO負け。今回は約1年2カ月ぶりの再起戦でMMA初勝利を挙げた。
上田は試合後の会見で「ホッとしたという感じ。1年間皆さんをお待たせしたので。長くお待たせして申し訳ありませんの一言です。これからやっとスタートできるとほっとした気持ちが強いです。RIZINの舞台でまずは勝ちたかったというのが率直な気持ち。やっとちゃんと寝られるのかなと。この1年間、本当にいろいろなことを思った。空手だけしかセンスがないんじゃないのか?とか、なんで空手やめちゃったんだろう?とか、正直マイナスな考えもあったが、自分の目標は皆さんに恩返しして自分の強さを証明することなので、本当に皆さんがいたお陰でここまでやってくることができて、それでやっと勝利してスタート地点に立てたので本当にうれしい」と初勝利の喜びをかみしめた。