空位となったフェザー級王座の行方は? クレベルは王座決定戦への出場を確信も榊原CEOは「最右翼だが挑戦権を得たということでもない」【RIZIN.43】
大会後に総括を行う榊原CEO
RIZINの榊原信行CEOは大会後の総括で空位となったフェザー級王座について「そういう流れになるのかなと思う。今日、体重が守られてそのまま彼が防衛していれば、当然、次期挑戦者決定戦が朝倉vsケラモフということは想定していたこと」などと語る一方で「そのままクレベルがタイトルマッチの挑戦権を得たということでもないのかなと思っている。そこも含めて7月の大会の朝倉とケラモフの試合をどうするかも含めて考えて、この先の大会の中でフェザー級のタイトルをどこでどうするか考えたい」とも語った。
榊原氏は前日計量後の取材ではクレベルが勝って王座が空位になった場合は「クレベルをタイトルマッチに挑ませてあげるべきだと思っています」とクレベルが次期王座決定戦に臨む可能性を示唆。この日も「最右翼。クレベルがタイトルマッチに近いところにいることは間違いない状況だというところ」と補足。
ただしクレベルの試合後のアピールについては「それは僕らが決める事。彼には“これ勝ったら次、タイトルをやらせてやるよ”なんて一言も言ってない。彼には何の選択権もない。千裕が試合を受けてくれたから勝っただけ。ノーコンテストで勝ったことは受け取った。この先のタイトルマッチの候補選手の最右翼であることは間違いないという状況」などと語った。