過去の恋が吹っ切れていないだけなのに。止まらない涙の理由 〈アラサー女子と考えるラブ トランジット第3話〜4話〉【ネタばれあり】
©2023 Amazon Content Services, LLC or its Affiliates. All Rights Reserved.
元恋人との難しい距離感。悩めば悩むほど、あふれる涙
次々に元恋人との時間を過ごし始めるメンバーたち。えりも元カレへの気持ちを吹っ切るため、手紙をしたためる。
B:手紙でエモい雰囲気で「苦しいけれど、もうあなたを卒業するわ」って言われるの、ずるいよね。
A:手紙って言葉がロマンティックになるから、失恋ソングが効く時みたいな感傷に浸っちゃう。
もちろん、元恋人以外のカップリングでもデートが行われる。マサシとマイ、そしてあみ……。
B:デートに行くあみに、上着を手渡すこうへいの方に目が行っちゃったな。
A:言い方が可愛いし、いやらしくないから、思わず受け取りたくなっちゃいそう。あみとこうへいは、お互いに対して思いやりがあるんだなって思う。
B:元恋人への気持ちも、新しい恋の相手にも、非日常である事実が背中を押してくれることもあれば、非日常がゆえにいつもの自分らしい決断ができなくなりそう。
A:あみも、マサシのことも気になるし、こうへいのことがやっぱりいいなと思う気持ちも、どっちもあるんだろうな。どっち付かずの時って、本人からするとすごいつらいよね。
あみ、よしひと、ありさ、ルカは、序盤から元恋人のメッセージが届き続けている。他のメンバーとの交流やデートを重ねても、気持ちが動かないということは……まだ深く語られていないルカとよしひとにも、元恋人への忘れられない気持ちがあるのか。
次回、まだ語られていない元恋人たちの「破局の理由」が語られる。そこには、どんな人間ドラマが隠されているのだろうか。
(文・ミクニシオリ)