武尊がロッタン戦の早期実現を熱望。「自分の中のけじめ。KOで勝てば僕自身が納得できるのかなという気持ち」

　ロッタンとの対戦については「僕は準備はできているのですぐにやりたい」とONE初戦での対戦を希望した。

　ロッタンとの対戦を希望する理由については「一番は天心選手に負けて、リベンジしたいという気持ちはすごくあったんですが、天心選手はボクシングに行って、違う階級で頑張っているんで、違う形でのリベンジではないが、自分の中で格闘家をやり続けるにあたって、誰かに負けたまま終わるというのは許せないし、一番を目指さないなら格闘家をやめていると思うし。だから誰に勝っている選手に勝ったから自分のほうが強いというのは言い始めたらきりがないので、そういうことではないんですが、自分の中のけじめとして僕がロッタン選手にKOで勝てば僕自身が納得できるのかなという気持ち」と胸の内を明かした。

　その那須川天心vsロッタン戦については「すごくいい試合だったし、僅差の試合だったと思う。判定はジャッジは決める事なので、僕はそれが正しいと思っているし、天心選手が勝ったのは間違いないと思っている。そこをどうこう言うつもりはないが、天心選手は5R、延長1Rで判定で勝ったところを僕がもっと早くKOで倒せば僕が天心選手より強いということではなく、僕自身がそれをすることで納得するというか“格闘家を続けていい”という、自分への合格点ではないが、そういうふうになるのかなという。というか、そこしか僕は格闘技を続ける理由がないというのもあります」などと語った。