武尊がロッタン戦の早期実現を熱望。「自分の中のけじめ。KOで勝てば僕自身が納得できるのかなという気持ち」
2本のベルトを掲げる武尊
ロッタンの強さについては「ムエタイ選手ですけどパンチもうまいしフィジカルも強いし技術もある。なにより気持ちも強い。オールマイティーな選手。しかもお客さんも沸かせられる。ああいう選手は世界を見渡してもいないと思う。強さでもあり、そこはロッタン選手の魅力でもあると思うので、僕はそこを越えたいと思う」と評価した。
また最短距離でのロッタン戦を希望した裏には「正直、体も手術はしたが100%ではないし、壊れていく部分があるのは正直なところ。あと何戦できるのかなというのは自分の中でもある。今回の試合もいい練習ができたが、いい練習ができると体も消費されていく部分もある。だからこそ1日でも早くロッタン選手とやって、そこを乗り越えたなという気持ちはあります」というベストなコンディションで戦いたいという思いから。
ロッタン戦後の格闘技人生については「(ロッタン戦は)最終目標とかではないんですが、取りあえずそれ以外の目標は作らないようにしています。そこに全集中しないと勝てない相手だと思っている。チャトリさんはいろいろ言っていますが、僕はロッタン選手のことを認めているし、リスペクトしているので、今はただそこを越えたいという気持ちだけ」などと語った。