SOG世界タッグ王座戦に向け、光留&前口と勝村&和田が火花。前口「殺すつもりでやらないと勝てないと思うんで、殺しに来てください」【ガンプロ】
一方、王者の前口は「去年の大田区は初めて自力勝利をつかんだ場所で、1年後にチャンピオンとして、ここにいるのは不思議。俺でいいのかなって感じで思ってたんですけど。5月(5日)のタイトルマッチ(王座決定戦)のときに、高岩(竜一)さん、今成(夢人)さん組に勝って、凄い自信をつかみました。対戦相手の勝村さん、和田さんは格闘技界の、ハードヒットの、プロレスの大先輩。凄い先輩でリスペクトしてるんですけど、俺が殺すつもりでやらないと、この2人には勝てないと思うんで。そのくらいの気持ちでやってやるんで。勝村さんも和田さんも俺のこと、殺しに来てください。とにかく試合は一生懸命やるんで。とんでもない試合になると思うんで。楽しみにしててください」と意気込んだ。
光留は「変態パンチドランカーズとして、いまだにベルトのないチャンピオン。このまま初防衛戦を終え、今日お披露目なのかなと思って来たら、まだこのトロフィーが鎮座してる状況です。こうなったら、来たら来たでうれしいですけど、トロフィーもちょっとうれしいなって。アジアタッグとか、いつの間にかなくなったんですけど、昔はベルトとカップがあったんですよね。そういうのに我々が逆に近づけてやろうかと。自分と前口太尊がベルト巻いてる姿は想像つかないんで。相手のチーム、ハードヒットでデビューしたと言ってましたけど、なりたいと言ったのは皆さまなんで。僕は責任を取らないですし、プロレスラーとしてこの場にいるのは、各々の力だと思うんで。ほかにもハードヒットに出た選手いますけど、この場にたどり着いたのは僕の力じゃなくて、一人ひとりの力だと思うんで。殺しはしませんけど、殺す寸前くらいまで頑張って、パンクラスと修斗の問題に終止符を打ちたいと思います」と不敵に語った。
この4選手のうち、3選手は総合出身で、唯一キックボクシング出身の前口は関節技対策について「何もないんで。寝る前に倒します」と発言。これに対して、和田は「僕はキックボクサー相手でも打撃でもいけると思ってるんで。それがMMA。打撃の選手だったら、1秒でテイクダウンできる」と応じていた。