玉森裕太「その人に合う優しさを心がけてます」メンバーから悩み相談は「されたことない」

 

 映画『マイ・エレメント』 の日本版お披露目イベントが4日、都内にて行われ、声優を務めた川口春奈、玉森裕太、MEGUMIが舞台挨拶に登壇。一同が演じたキャラクターにまつわるトークで盛り上がった。

 火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界を描く、ディズニー&ピクサーの最新作。

 日本語吹き替え版声優として、ディズニー&ピクサー作品への初参加に感激する3人。熱くなりやすくて家族思いの“火”の女の子・主人公のエンバーを演じる川口が「まさか私がピクサーの世界に仲間入りできるとは…」と振り返ると、涙もろくて心優しい“水”の青年・ウェイドを演じる玉森も「自分も、ディズニー&ピクサーの一ファンなので、まず、オレ大丈夫か、務まるのか?というプレッシャーと不安がありましたけど、全力で魂を込めて声を入れさせていただきました」。

 映画を見た感想を聞かれた玉森は「ストーリーはもちろんなんですけど、大きいスクリーンで見たときに映像もすごく美しくて。感無量という言葉って本当にあるんだなというくらい最後、拍手をしていました」と大興奮。一方で、自分の声について聞かれると「自分の声ってなかなか聞きなれないというのもいまだにあるんですけど…一生懸命やらせていただいたので大丈夫だろう、と(笑)」と照れ笑い。

 お互いのキャラクターの魅力について聞かれると、玉森は「エンバーは熱くなりやすいんだけどすごく一生懸命な女の子。素直じゃないところも、そっと手を差し伸べたくなる」と言い、川口は「ウェイドは水のように柔軟性があって、なかなか素直になれないエンバーをありのままに包み込む優しさと懐の大きさを持っている」と、すっかり気に入っている様子。

 自身は迷ったらすぐ周りに相談するという川口は「私はあまり相談されないですね。聞いて聞いて、のタイプ。本当にたくさんの方に支えられて生きているなというのを感じます」。

 一方の玉森は「人によって優しさってちょっとずつ違う。見守ることが優しさなのか、しっかり話を聞くのか、いろいろあると思うんですけど。自分の中で、その人に合った優しさを心がけてはいますけど、できているかは分からない(笑)」と苦笑しつつ、メンバーから相談されることは?と聞かれると「されたことないですね」と即答し、笑いをさそっていた。

 映画『マイ・エレメント』 は8月4日より公開。

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