17歳の母演じた花瀬琴音、夫役に「まだ3000円返してもらってない」映画『遠いところ』
アオイの夫・マサヤを演じた佐久間祥朗は「気づいたらどうしようもない奴になってました」
アオイの夫・マサヤを演じた佐久間が「僕は沖縄の人たちとひたすらお酒を飲んでました(笑)。現地の方と一緒に工事現場で働いたり、現場をトンズラしたりして、携帯が鳴り止まないのに酒を飲んで、アオイに “お金貸してよ” と言ってみたり。役作りももちろんですけど、映画と日々の生活がごちゃ混ぜになり、気づいたらどうしようもない奴になってました」と明かすと花瀬が「まだ3000円返してもらってない……」とポツリ。
警察官役で友情出演した沖縄出身の尚玄は「この映画は沖縄の若年層の貧困を描いているんですけど、これは沖縄だけの問題ではないと思っているので、東京の皆さんにも関心を持っていただいてうれしい」と挨拶し、「いろいろな方が沖縄で映画を撮影することが増え、僕も目を通すことが多かったんですけど、もうちょっと時間をかけてじっくり向き合ったら違う描き方ができたんじゃないかと感じることが多々あった。今回は監督とプロデューサーとお話しした時の覚悟を見て参加させてもらいました」と信頼感を口にした。