左腕手術後5日の大仁田厚が強行出場でアジアタッグ王座V4。7・23大阪で田村男児&佐藤光留が挑戦へ【FMWE】
開始早々、大仁田はリッキーと激しい場外戦を展開。リングに戻ると、リッキーが大仁田の負傷個所である左腕をイスで痛めつけ、情け容赦なく爆破バットで一撃。大仁田がエプロンで呼吸を整えていると、リッキーがボディーアタックを見舞って、大仁田は有刺鉄線ガラスクラッシュ式スパイダーネットに落下。すると、過去最大級の地雷が大爆破。なんとか大仁田がリングに生還すると、ヨシ・タツとともに矢口、リッキーを北側の有刺鉄線に押し込んで爆破。場外で、矢口組のセコンドに付いていたデビルマジシャンがヨシ・タツの顔面に火炎を放つ。大仁田はリッキーに毒霧噴射。大仁田とヨシ・タツが電流爆破バットを手にすると、リッキーをサンドイッチする形でフルスイングして爆破。最後はヨシ・タツがリッキーをカバーして3カウントを奪い、王座防衛に成功した。
試合後、田村が現れ「ヨシ・タツさんは全日本だけど、アジアのベルトが流出してて、そのベルトに挑戦させてください」とアピール。ヨシ・タツから「パートナーは誰だ?」と聞かれると、田村はパートナーからしたためられた手紙を読み出した。その内容は「元気ですか? 元気があれば骨折もできる。何度も引退と復帰を繰り返す大仁田厚。自らが用意した爆弾のなかに沈める時が来た。次の挑戦者は田村男児と私だ」との内容で、差出人は光留。ヨシ・タツは「7月23日、全日本のエディオンアリーナ大阪(第2競技場)に大仁田さんの参戦が決定しています。大仁田さん、この挑戦受けていいですか?」と言うと、大仁田も快諾。正式にはPWFの認可待ちだが、これにより、7・23大阪での光留&田村の挑戦が決定的になった。