池袋本町小学校で「アントレプレナーシップ」出前授業 “給食” テーマにグループワーク
「アントレプレナーシップとSDGs」をテーマに語る朝日透所長
最初に、朝日所長が6年生の児童たちに世界のアントレプレナー(起業家)、アカデミック・アントレプレナー(新しい学術分野を切り開く学者や研究者)、ソーシャル・アントレプレナー(社会起業家)を紹介。「アントレプレナーが持つ共通の心構えや姿勢をアントレプレナーシップ(起業家精神)といいます。アントレプレナーシップは、生まれながらに持っている人もいますが、自分で学んだり経験したり、努力して身につけることもできます。今日はみんなにアントレプレナーを身近に感じ、新しいことに挑戦する大切さを知ってほしいと思います」と呼びかけた。
続いて、早稲田大学4年の松本綾香さんが「SDGs(持続可能な開発目標)」と、その前提となる「MDGs(ミレニアル開発目標)」について解説。「SDGsの目標を達成するために大事になってくるのがアントレプレナーシップを持つこと。なぜなら今までにない新しい考え方や仕組み、ものを作ることにチャレンジしなければいけないからです」といい、子どもたちに「たとえば、みんなは卵を使って料理する時に割った後の殻を捨てていませんか? 実は卵の殻はカルシウム強化原料や肥料に、卵殻膜は化粧品に使えます。卵ひとつとっても100%有効活用することができるんです」と語りかけた。