王者の壱・センチャイジムが挑戦者の古村光との経験の差を強調。イケメン度も「大人の色気で400勝ってる」【KNOCK OUT】
「KNOCK OUT 2023 vol.3」(8月6日、東京・後楽園ホール)の記者会見が7月14日、都内で開催された。
今大会では3つのタイトル戦が行われ、KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者の壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)が古村光(FURUMURA-GYM)を相手に初防衛戦に臨む。
壱は昨年行われた王座決定トーナメントで大野貴志、森岡悠樹を破り王座を獲得。しかし王者としての初戦となった3月の代々木大会では響波にTKO負けを喫しており、今回は再起戦となる。古村はその響波と6月の後楽園大会で次期挑戦者決定戦を戦う予定だったが、響波がケガのため欠場したことから古村が次期挑戦者となった。2人は2021年3月に一度対戦し、壱が判定勝ちを収めている。
古村は「プロになって初めてのタイトル戦。いつも覚悟は決まっているが、2年前は覚悟が足りなかったと自覚している。この2年間で作り上げてきて、今は王者になることしか考えてない。スーパーバンタムを引っ張っていく選手になりたいと思っているので、ここは絶対に王者になりたい」、壱は「僕にないものを古村君は持っているが、古村君にないものを僕は持っている。古村君が持っていないところで勝負しようと思っている。僕も最近、年を重ねてきて(25歳)、この業界では年が上のほうなんですが、古村君の年(22歳)には持っていなかったものを今は持っている。覚悟という面では負けないので気持ちの勝負では負けないと思っています」とともに覚悟という言葉を用いて、勝利へのこだわりを見せた。