“初代虎”佐山聡が新格闘技「神厳流総道」を発表。「藤原敏男をモデルにした打撃系の格闘技。この格闘技を作るのが私の夢」

講演後に取材を受ける佐山

 講演後の取材で佐山は今回の新格闘技の構想期間について「結構かかりました。戦うほうは簡単なんですが、礼儀作法のほうにすごく時間がかかりました。やはり小笠原流を勉強することが大変だった」などと語った。

 また、この「総道」を3つに分けたことについては「苦労はしていないんですが、いろいろな意見があった。僕だけが作っているわけではないんで。足へのタックルがあるかないかによって格闘技は全然変わってくる。打撃が得意な選手はタックルがないほうが助かる。ということは打撃が発達するということ。そしてそれをまた総合的なほうに変えていけばいいだけ。そうすると総合格闘技の体系が発達していくということ。それを目指している」などと打撃の総合格闘技の進化が、いわゆる総合格闘技の進化につながるという考えを語った。

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